税理士報酬の仕訳

税理士報酬など源泉徴収が必要な場合の仕訳の方法をご紹介します。

まず、「取引」から「自動で経理」を押下します。
税理士に支払った明細を選択します。

ここでは、税理士報酬を消費税込み110,000円、源泉所得税10,210円、差し引き99,790円を税理士に支払ったケースをご紹介します。

最初の画面は1支払い=1行の画面ですが、源泉所得税がある場合は行を追加する必要があります。
税理士等への報酬はこのように入力します。詳細は下記に記載します。

1.取引先・・・最初に取引先を登録しておく必要があります。取引先は「設定」「取引先の設定」から新規追加できます。

2.源泉所得税がある場合は仕訳を2行にする必要があります。「+控除・マイナス行を追加」を押下します。

3.税理士報酬に該当する勘定科目は「外注費」「支払報酬料」「支払手数料」などが考えられます。ご自身が分かりやすいものを選べばよいでしょう。ただし、源泉所得税の勘定科目は「預り金」とします。

4.金額は「外注費」(または支払報酬・支払手数料)には消費税込みの税理士報酬の金額を入力します。「預り金」(源泉所得税)は、請求書に記載があるはずですので請求書記載の金額を入力します。

5.品目・部門・メモタグには「品目」から、1行目は「専門家報酬」、2行目は「源泉所得税」を選択します。選択肢にない場合は新規に登録します。

なぜ品目を登録するかというと、年末年始に行う支払調書や法定調書合計表の集計で数字を拾いやすくするためです。

具体的な方法は以下のページでご紹介しています。