代表者プロフィール

子供の頃から真面目な性格で、学校の成績は悪い方ではなかったが、トップクラスというほどでもない。
アトピーなどアレルギーがあって運動は苦手。
経理の仕事を選んだのもルールに沿って行うという仕事ということで、生真面目な性格と関係していると思う。

都内の私立大学に進学。
日立製作所の100%子会社に勤務し、実務経験を積む。
40歳のとき部長代理に昇進した。
部長代理というと偉そうに聞こえるが、ただの課長職である。

部下のマネジメントを行いつつ、自分でも実務を行う、いわゆるプレイングマネージャーだった。
当時は働き方改革の前で、長時間残業は当たり前だった。
給料は大企業に準じていたので恵まれていたと思うが、管理職なので当然ながら残業はつかない。

サラリーマン時代はずっと超過敏性症候群で下痢ぎみ。平日は短時間睡眠。土日に寝だめをするという不健康な生活を続けていた。今思えばうつ病の一歩手前までいったと思う。

そんな中、民主党政権が倒れ、安倍内閣が成立すると、アベノミクス相場で、持ち株が一気に値上がりし小金を手にする。
健康を犠牲にしながら、窮屈なサラリーマンを続けるより自分の可能性にかけることにし、会社を退職する。

晴れて無職となった私だった。
何もなくなった私だったが、インターネットの時代。新しい出会いがあった。

プログラミング言語であるpythonを教えてくれるという人が現れたのだ。
エクセルVBA(いわゆるマクロ)にうんざりしていた私は飛びついた。
そのプログラミング講座に出ていた人の半分は途中で来なくなったが、私は最後まで出席した。

おかげでlinuxサーバーに仕事をさせることやAPIを使ってデータのやり取りをすることを覚えた。
そのpythonの先生が税理士を探しているという。

当時はAIがもてはやされていて、税理士の仕事はAIにとって変わられると言われていた。
そんなものかと思っていたが、プログラミングの先生が税理士を必要としているという。
恩義もあり私はプログラミングの先生の会社の決算手伝うことにした。
これが事務所の設立の起点である。

その後もIT技術者からの仕事をいただくようになり、徐々にクライアントが増えていった。今ではIT関連以外の業種の仕事もお引き受けしている。